2018年12月25日
極道映画はやはり面白い
休日は映画を見るのが好きで、先日は見たかった映画をオンライン配信で見る事が出来た。「孤狼の血」だ。柚月裕子さん原作のヒット小説を映画化した作品は東宝の今年の目玉作品である。ヤクザと癒着した荒くれ者の刑事と極道の抗争を描いた作品は結論から言うと想像以上に手ごたえのある映画だった。主演の役所広司は見事の一言で、松坂桃李、江口洋介、竹ノ内豊、真木ようこなど脇を固める豪華俳優陣も映画の雰囲気に沿った素晴らしい演技でした。ヤクザ映画は過激な描写から商業性とモラルを重んじる近年の映画界では縮小傾向にあるジャンルだ。にもかかわらず「孤狼の血」のような本格的なヤクザ映画を作ろうとしたのは、「仁義なき戦い」を生んだ東宝のプライドや情熱に尽きると思います。久々に「骨太」な映画を見る事ができて、今後もこのような良質な作品が生まれると良いなと思った休日でした。
Posted by フィッシャー at
09:58
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